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敵を油断させておびき寄せるためだった?「青森ねぶた祭」

青森ねぶた祭は、青森県青森市で八月上旬に開催されます。三国志や日本神話、歌舞伎などをテーマにデザインされた、「ねぶた」と呼ばれる大きな人形を乗せた山車が、青森市の目抜き通りを練り歩きます。人形のサイズは、幅9メートル、奥行き7メートル、高さ5メートル。角材や針金を骨組みとして、電球や蛍光灯を800個〜1000個ほど取り付け、紙をはって色を付けたものを、40〜50人がかりで台車に乗せます。その周りでは、「ハネト」と呼ばれる浴衣姿の集団が、「ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセラッセラッセーラー」という独特の掛け声で跳ねながら踊ります。

青森ねぶた祭の起源は、七夕祭の灯篭流しや眠り流し(禊ぎ祓い)などと言われますが、諸説あり定かではありません。ある伝説によると、その昔、坂上田村麻呂が戦を行った際に、戦場で敵を油断させ、おびき寄せる作戦として、大きな張子の人形の中に灯を灯すと共に、太鼓や笛などで賑やかな曲を奏でたという話があり、青森ねぶた祭と関連づける人もいるようです。

毎年、延べ200万人以上の観光客が訪れるとも言われ、東北三大祭の一つであり、国の重要無形民族文化財にも指定されています。勇壮できらびやかなねぶたは、民俗や伝説を自然な形で受け継いでいく、貴重な機会であるとも言えます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 ラフ・線画=夢山紗也佳 塗り=ツグイワチホ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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