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大和朝廷ヤマト政権が一目置いていた武人が眠る「牡丹山諏訪神社古墳」

新潟県新潟市にある牡丹山諏訪神社(ぼたんやますわじんじゃ)は、新潟では初の円筒埴輪片(えんとうはにわへん)が発見されたことにより発掘調査が行われ、かつて古墳があったことが判明しました。
古い地図を調べた結果、五世紀前半に円墳が築造されていたと推定されています。
そのため牡丹山諏訪神社古墳(ぼたんやますわじんじゃこふん)と名付けられ、二〇一七年現在、調査・研究が進められています。

牡丹山諏訪神社古墳からは鎧の一部と思われる鉄片が見つかりました。
古墳時代の鎧としては日本最北での出土で、新潟県内では最も古いものです。

当時、大和政権ヤマト政権中心部である畿内でしか鎧を作る技術は無かったため、この鎧は大和朝廷ヤマト政権から地方の有力者へ与えられた可能性があり、埋葬された人物が、朝廷政権が一目置く武人であった可能性が高まっています。
さらに、日本書紀には七世紀頃、大和政権ヤマト政権の防衛・行政拠点がこの古墳が発見された周辺に置かれていたと思われる記述もあります。
ただし、当時の鎧は実戦向きではなかったため大和朝廷ヤマト政権との繋がりを示すシンボルであり、埋葬された人物は武人ではないという説も上がっています。

いずれにせよこの古墳に葬られた人物は大和朝廷ヤマト政権の信任が厚かったことがうかがえます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 絵=磯嶺裕・鈴木裕美・カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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