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亡女の片袖と幽霊の掛け軸が有名!日本最初の念仏道場「大念佛寺」

大阪市平野区にある大念佛寺は、1127年、聖徳太子信仰の厚かった天台宗の僧・良忍が太子の夢のおつげを受けて鳥羽上皇の勅願により開創しました。平安時代末期に広まった念仏信仰の先駆けで、日本初の念仏道場といわれています。

大念佛寺は幽霊にまつわる寺として知られています。1617年、巡礼の旅をしていた男が参拝を終えた時、女性の幽霊が現れて
「私は摂津住吉で神にお仕えしている松太夫という者の妻。旅の途中で命を落とし今は地獄で苦しんでおります。早く極楽に行けるように、供養してほしいと夫に伝えてください」と訴え、証拠として着物の片袖と香盒を渡して消えました。

男が松太夫の家を探し出して片袖を見せると、松太夫は間違いなく妻のものであると驚き、さっそく大念仏寺で供養を営むと幽霊は成仏したと伝えられています。

大念佛寺では年に一度、本堂隣の瑞祥閣で寺の宝である「幽霊の片袖」が公開されます。この日には、柳の木の下に佇む女性の霊「柳の下幽霊図」、赤子をかき抱く女性の霊が描かれた「姑獲鳥図」、壇ノ浦に沈んだ平家の亡霊を描いた「平知盛亡霊図」など、12本の幽霊の掛け軸を見ることができます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=うみにゃ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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