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天照大神を拝むための鳥居・夫婦岩がある「二見興玉神社」

三重県伊勢市二見町江にある二見興玉神社は夫婦岩の沖合から約700メートルの海中に沈んでいる猿田彦大神縁の興玉神石(おきたましんせき:猿田彦大神縁の霊石。天孫降臨の際、猿田彦大神が立たれた場所とも。)を拝する神社です。

「二見」という名前は倭姫命(やまとひめのみこと:垂仁天皇の娘で東夷討伐に向かう甥の日本武尊に草薙剣を授けた。)がこの地を訪れた時、あまりの美しさから2度振り返ったと言われているところからつけられたと伝わります。

二見興玉神社の歴史は夫婦岩に注連縄を張って、興玉神石の遙拝所を設けたのが始まりと言われています。729年から748年頃、僧である行基が興玉神石の本地垂迹として江寺を創建し、
境内において二見興玉社を建てて鎮守社としました。その後現在の二見浦へと遷座しています。

夫婦岩は天照大神と興玉神石を拝むための鳥居のような役目を果たしており、古来から男岩は立石と呼ばれ、女岩は根尻岩と呼ばれていましたが、いつしか夫婦岩と呼ばれるようになりました。常世の国(とこよのくに:海のかなたにあると考えられていた不変の地。死者が行く永遠の世界。黄泉の国。不老不死の地。)から神が寄りつく聖なる場所とも言われていて、夫婦岩という名前が付いた時期は定かではありませんが、江戸時代中期に作られたと言われる絵には夫婦岩の姿が載せられています。江戸時代の「お伊勢参り」は二見興玉神社でお参りすること「浜参宮」を行って心身を清めてからだと知られています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=うみにゃ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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