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灯台のような南の海の城 ~具志川城

具志川城は沖縄県久米島に存在した城で、東シナ海に面しており、3方を崖に囲まれたさながら灯台のような城であったとされています。
築城年代は定かではありませんが、具志川城跡調査の結果14世紀から15世紀頃の陶磁器が出土されている事から、その前後には城の原型があったと考えられます。

琉球国由来記と言う文献によれば、城主の真達勃(まだふつ)按司(按司とは琉球王国時代の称号)によって築城されています。
その後、真達勃按司の子である真金声(まかねごえ)按司の代に、同じ久米島内の伊敷索(いしきなは、ちなは)按司の次男である真仁古樽(まにくだる)按司に攻め滅ぼされ、真仁古樽按司が城主となりました。

具志川城はその後、16世紀初頭に琉球王国第二尚氏王統の第三代国王である尚真王が派遣した軍によって滅ぼされています。

また、同名の具志川城跡が沖縄本島最南端の糸満市喜屋武に現存しています。
こちらは久米島の具志川城にて真仁古樽按司に攻め滅ぼされた真金声按司が逃げのびた際に、同名の城を築城したものであるとされており、作りも断崖に立地し3方を海に囲まれていて、久米島の具志川城の様相を呈しています。
とは言えただ真似て築城されたわけではなく、発掘調査では青磁や白磁器等の中国製陶磁器が出土されている事からも、15世紀中頃までは城として機能していたと考えられます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 ラフ=夢山紗也佳 線画=夢山紗也佳 塗り=夢山紗也佳

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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