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イザナミノミコトを祀った日本最古の神社「花窟神社」

花窟神社は、三重県熊野市有馬町上池にあります。日本の神々の母であるイザナミが、火神・カグツチノミコトを出産した際、身を焼かれて亡くなった後に葬られた場所です。

社殿は無く、熊野灘に面している高さ45メートルの巨大な岩を御神体としています。

「花の窟」と呼ばれ、日本書紀には近隣の人々が季節の花を供えてイザナミを祀ったことが記されています。本来神社ではなくお墓として祀っていたので、神社の位格が与えられたのは明治時代に入ってからです。

イザナミの葬地とされているのは、神体とされている巨岩の麓にある大きな窪みの岩陰で、白い石を敷き詰めて玉垣で囲んだ拝所が設けられています。一説には、近くにある産田神社がイザナミを葬った地で、花窟神社はカグツチノミコトの御陵であったと言われています。

自然信仰を今日に伝えていることが評価され、2004年に世界遺産に登録されました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=ツグイワチホ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。