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にゃんと?!また旅

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仏に帰依して角をなくした鬼子母神を祀る「法明寺」

東京都豊島区にある法明寺に祀られているのは鬼子母神です。鬼子母神は元々インドの神様で、たくさん子どもを産みました。しかし性格は凶暴で、人の子どもを食べるので、人々から憎まれていました。それを見かねたお釈迦さまは彼女の末子を隠してしまいました。末子がいなくなったことに気づいた彼女は嘆き悲しみ、お釈迦様に泣きつきました。

「たくさんの子のうちのたった1人がいなくなっただけでも悲しみは深いのに、たった1人の子をあなたに食べられた親の悲しみはいかほどのものでしょう」

彼女は安産と子どもの守り神になることを誓い、人々に崇拝されるようになったそうです。

祀られている鬼子母神は鬼形ではありません。右手には吉祥果(きちじょうか:鬼子母神が持つ果実で、ザクロとして表現される事が多い)を持ち、左手には幼子を抱いた菩薩の美しい姿をしています。そのため、法明寺の鬼子母神は角のつかない「鬼」の字で称されています。

鬼子母神は現在、ただ子どもを守り安産を司る神様というだけでなく、仏教を信じる者を守護する神様としても崇められるようになりました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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