壮大な景色が広がるいにしえの霊山「鳳来寺」


新城市東部にある鳳来寺は、約1300年前の飛鳥時代から信仰されてきた霊山「鳳来寺山」があるお寺で、利修仙人により開山された、薬師如来を本尊とする真言宗五智教団の本山です。
鳳来寺は、鏡岩(屏風岩)などの岩壁に囲まれ、 修験者の道場や納骨の聖地として栄えてきました。江戸時代には幕府から厚い保護を受け、3代将軍・家光の時代には21院坊、寺領1350石という権勢を誇りました。家光によって慶安4(1651)年に建てられた 仁王門は、鳳来山東照宮と共に国の重要文化財に指定されています。
1425段の石段が続く長い参道には、樹齢800年、現存するものとしては日本一となる高さ約60メートルにもなる傘杉などの見どころがあります。
アクセス:新東名新城インターチェンジ→ 国道151号線→ 長篠交差点左折→ 県道32号線(約30分)
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