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城主逃亡後に力を蓄えた城~伊波城〜

伊波城は沖縄本島の中部に存在した城で、1322年に伊波按司が築城したとされています。伊波按司は、沖縄本島北部を治める北山王・羽地按司に攻められて逃亡し、この地に伊波城を作って勢力を蓄えました。その頃、沖縄本島南部では「尚巴志」が勢力を拡大していて、そこに伊波按司の娘が嫁ぎ、同盟関係を強化していきます。やがて尚巴志の北山征伐に伊波一族も関わり、「琉球王国」が樹立されました。以降、伊波一族も尚巴志に従うこととなり、伊波城も伊波一族の拠点となりました。

平成元年に行われた発掘調査では、伊波按司が活躍した年代の出土品のみならず、さらに古い年代の出土品も発掘され、古くからこの地の人々の重要な拠点であったことが判明しています。この城の石垣は加工していない積み石を用いた
「野面積み」で、自然の巧みな地形を活かした城と言えましょう。

野面積み:ほとんど加工していない積み石を用いた石垣です。隙間も多く比較的登りやすい石垣になってしまいます。原始的な積み方で,比較的古い時代や突貫工事での築城や限られた費用の中での築城の際に見られます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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