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継体天皇のお墓である「今城塚古墳」

今城塚古墳(いましろづかこふん)は大阪府高槻市にあり、淀川流域最大級の前方後円墳です。
現在は全国でも珍しい古墳公園となっており、大王墓でありながら古墳の中を自由に歩きまわれる公園は日本でここだけです。

古墳時代後期の六世紀前半に築造されたと推定されており、墳丘の長さは約百九十メートル。二重の濠を含めると約三百五十メートルの大きさになる、当時の最大規模の古墳です。

古墳の被葬者は誰なのか判明していないことが一般的ですが、今城塚古墳はその形状や埴輪などの副葬品の年代的特徴を始め、古事記などの文献資料から六世紀前半に没した日本の第二十六代天皇、継体天皇(けいたいてんのう)の墓とするのが学会の定説になっています。
なお宮内庁は今城塚古墳を継体天皇の陵墓とは認めておらず、五世紀半ばに築造されたと推定される太田茶臼山古墳を継体天皇陵としています。
ところが太田茶臼山古墳は築造年代が没年に合わず、文献資料に記載されている所在地とも食い違いがあり、今城塚古墳の方が辻褄が合っています。
継体天皇は出自が謎に包まれており、さまざまな学説があります。
中には現皇室は継体天皇を初代として樹立されたとする説もあります。
歴代天皇は神武天皇(じんむてんのう)を初代とし、第百二十五代まで数えられていますが神武天皇は考古学的には実在がまだ確定していません。
継体天皇からが実在が実証されている天皇となっています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 ラフ=鈴木裕美 線画=鈴木裕美 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。