盛岡の夏の夜を彩る「盛岡さんさ踊り」


盛岡さんさ踊りは、岩手県盛岡市で毎年8月1日から4日まで行われます。
そのむかし、三ツ石神社の神様が盛岡城下で悪さをしていた鬼を退治した時、誓いの証として鬼の手形を押させたという伝説があります。この際、人々が三ツ石のまわりを「さんささんさ」と踊りながら喜んだことが祭の始まりとされています。
地区ごとに異なる踊りや衣装が受け継がれており、「伝統さんさ踊り」の共演会もあります。最終日に行われる太鼓パレードは和太鼓の同時演奏記録で世界1を誇っています。パレードを観るだけではなく、会場の各所で誰でも参加できる輪踊りも行われます。観客も一体となる、熱気あふれる東北の祭です。
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