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出雲大社と大国主大神

出雲大社は島根県出雲市にある神社です。ここは日本神話でも有名な大国主(オオクニヌシ)を祀っています。古事記の記述によると、天照大御神(アマテラス)らとともに高天原(たかまがはら)=天上の世界にいた神々は、葦原中国(あしはらのなかつくに)=地上(日本)を治めさせるために使者を出雲に遣わしました。大国主は出雲地方の国を治めていた領主でもありました。大国主が戦わずに国を譲る代わりに、出雲大社が建てられたと伝わっています。

この「国譲り」神話は天皇のルーツに関わるものとして大きな影響を与えているといいます。また、出雲大社は当時としては最先端の技術が使われていたようで、かなり高い建造物であったことが書物に記されています。

大国主については因幡(稲羽)の白兎(いなばのしろうさぎ)の話が有名です。

ある時、ワニをだまして海を渡ろうとしたウサギが、怒ったワニに毛皮をはぎ取られてしまいました。先を行く兄たちは「塩水をかけ風に当たると治る」とさらにウサギを苦しめました。そこへ遅れて通りかかった兄たちの荷物持ちだった大国主は、横たわって泣いていたウサギに「真水で体を洗い、蒲の穂綿に包まれば治る」と、正しい治療法を教えて助けてあげました。

大国主は神話で優しいだけでなく頭も良く、屈指の色男と言われています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 絵=磯嶺裕・鈴木裕美・カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。