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和同開珎が作られた「覚苑寺」

覚苑寺は山口県下関市の城下町長府にある紅葉が有名な寺院です。1698年に長府藩の三代藩主である毛利綱元が建てたお寺で毛利家の菩提寺のひとつです。

日本最古の金属貨幣といわれる和同開珎の鋳造所跡地に建立されていて、境内には長門鋳銭所跡と書かれた石碑があります。今から1300年前の奈良時代、長府において大量の銅が生産され、752年に完成した奈良の東大寺大仏にも長府の銅が使われたといわれています。

国にとって重要な場所であるこの地には長門国の国府が置かれ、貨幣が鋳造されていたことが明らかになったのは近年になってからでした。1911年、境内地で和同開珎鋳造に関わる遺物が約100点発見されたのを皮切りに、数回の発掘を経て大量の鋳造遺物が出土しました。

1929年には覚苑寺の境内地等が国の埋蔵文化財指定を受け、和同開珎関連史跡として大きな注目を浴びました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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