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にゃんと?!また旅

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キレイな状態で残されていた「観音山古墳」

観音山古墳は群馬県高崎市にある、いわゆる鍵穴のような形をした、「前方後円墳」と呼ばれる形の、長さ百メートルにおよぶお墓です。
古墳時代後期に造られたもので、6世紀後半に高崎市周辺を支配した人のお墓と言われています。
群馬県内では最大規模の古墳であり、力を持った豪族であったことは想像に難くありません。

古墳内の副葬品の中でも水瓶や獣帯鏡と呼ばれる鏡などは、現在の韓国にあたる百済武寧王陵の石室内から出土したものと同じで、当時東アジアと交易等で交流があったか、東アジアからやってきた渡来人の持ち物ではないかとされています。

発見当時、石室は倒壊していました。そのおかげか後世の盗掘(中身が荒らされてしまうこと)を免れていて、豪奢な副葬品もそのまま、埴輪も並べられたまま整然としており、破壊は確認されませんでした。

目立つ古墳は盗掘されていることが考古学の常識でしたが、その常識が覆ったのがこの観音山古墳でした。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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