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にゃんと?!また旅

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上杉氏の激動を見つめ続けた〜春日山城〜

現在の新潟県上越市にあった春日山城は、南北朝時代に当時の越後守護・上杉氏によって府中の詰め城として築城されました。ちなみにここでいう「上杉氏」は、のちの上杉謙信や、米沢初代藩主の上杉景勝らとは血縁はありません。

1507年、当時越後守護代として主家よりも勢いのあった上杉謙信の父・長尾為景によって、上杉房能は追放されてしまいました。その後擁立された上杉定実は、長尾為景の傀儡状態で、春日山城は長尾家のものとなってしまったのです。春日山城はその後、晴景、景虎(後の上杉謙信)、さらにその跡を継いだ上杉景勝の居城として戦国時代の越後の中心地となっていったのです。

春日山山頂に築かれた春日山城はもともと天然の要害でしたが、長尾為影による大改修によってますます難攻不落の堅城となり、実際に戦で落城する事はありませんでした。また、名門・長尾家の居城という事で様々な歴史的事件の舞台となり、
長尾景虎による兄晴景の追放、上杉謙信亡き後の家督争いである「御館の乱」など、上杉氏の激動を見つめていく事になります。

そうして戦国の世を乗り切った春日山城でしたが、上杉景勝の会津転封とともに越後に入った堀氏により「行政施設には向かない」という理由で廃城となってしまうのでした。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=ツグイワチホ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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