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にゃんと?!また旅

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アイヌとの戦いの象徴~勝山館〜

蝦夷国…今の北海道の歴史は今も謎の部分が多いのが現状です。そんな中、室町時代に建てられたのが勝山館です。勝山館を建てた武田信広は若狭(今の福井県)の出身で、若くして家を出て南部家に流れ着き、やがて蝦夷地に渡りました。彼が蝦夷地にわたって間もなく、その地に住んでいたアイヌ(日本の北方の先住民族)との間で衝突が発生してしまいます。信広は一時劣勢に追い込まれたものの、アイヌの主導者コシャマインの首を取ったことで勝利しました。この戦は「コシャマインの戦い」と呼ばれています。

こうした戦いの後にできたのが勝山館です。その後、信広は松前に居城を移し、勝山館はやがて何かにつけて多くの謀略が行われる場となっていき、やがて彼の一族は名を松前氏に変え、松前藩として活動し続け、五稜郭の戦いにも参加するなど明治維新の象徴となる舞台に立つことになります。

勝山館の周辺には室町時代に作られたお墓などが多数残っており、国の重要文化財に指定されました。当時の北海道、アイヌ人の暮らしぶりを知ることができる貴重な場所として多くの人が訪れる場所となっています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=なかむら歌乃 塗り=にゃんまげどん

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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