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数百年にわたり君臨した城~波多氏の岸岳城~

岸岳城城は肥前の国(今の佐賀県)にあり、別名「鬼子岳城」とも言われます。松浦川と波多川というふたつの川が合流し、唐津湾に至る水運を支配するという意味でも重要な場所にありました。

岸岳城を数百年にわたって支配してきたのが波多氏です。波多氏は11世紀に検非違使(※当時の警察官のようなもの)としてこの地にやってきた松浦久が始祖とされていて、波多郷を与えられた松浦久の二男の松浦持がこの城を築城したといわれています。以後子孫がおそらく地名に由来する「波多氏」を名乗るようになり、岸岳城とこの地域を治めることとなりました。

波多氏の治世は約400年にもわたり続くこととなりましたが、戦国時代に全国を統一した豊臣秀吉が波多氏を改易したことによって没落し、交通の便のよい平野部に唐津城を建築したことでこの城は不要となり廃城になりました。城をなくした波多氏は衰退し、無念に感じた家臣の多くが腹を切ったとも言われています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 絵=磯嶺裕・かねこ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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