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にゃんと?!また旅

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今や希少な「連歌所」を併設!狛犬の足を縛り縁をつなぐ「杭全神社」

大阪市平野区の杭全神社は平安時代初期の842年に、征夷大将軍の坂上田村麻呂の孫である当道によって創建されました。

境内には樹齢500年とも1000年とも言われる大楠や、樹齢約500年の「垂乳根の銀杏」があります。この巨木に願いを掛けると母乳の出が良くなったり、乳房の病が治癒するといわれます。さらに足を縛られた狛犬は、家出をしたり、家になかなか帰って来ない家族との縁が切れないよう、足止め祈願のために紐で結ばれています。祈願の方法は、紐を2本用意して1本を狛犬の足に結び、もう1本を家出した家族の靴に結んでおきます。

連歌所は現代では結婚式場や駐車場に解体されているので存在自体が非常に珍しく、現存するのは杭全神社だけとされています。杭全神社に残る連歌所は大阪冬の陣で破壊されたため、江戸時代中期の1708年に再建された建物です。

連歌とは、五七五の句の後に七七の句を繋げ、次の人はそれに繋げて歌を作る風流な遊びでした。連歌には神様をよろこばせる作風であることが条件で、おもに花鳥風月や志井の人々の暮らし、恋の歌などが題材となります。また、歌の題材が先に詠まれたらそれを続けたり、同じ趣の歌が続かないようにという決まりもあります。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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