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上杉景勝の攻撃で城主が去り廃城した〜お菊虫〜

黒川城は、新潟県黒川村にあった中世の山城です。築城されたのは鎌倉時代末期頃と推測されています。この城は鎌倉時代初期、いわゆる「鎌倉幕府」成立に貢献した三浦和田氏の一族が地頭となり、この地に館を構えて「黒川氏」と称したことから始まります。

この城を築城したのは黒川茂長という人物で、室町時代に入って黒川茂実の代になると、「観応の擾乱」と呼ばれる戦いが起きました。黒川茂実はこの時、足利尊氏の側に付いたことで、尊氏の弟・足利直義の大軍に黒川城を包囲され、奮戦及ばず降伏して城は落ちてしまいました。

その後も黒川氏自体は越後国内における度重なる争いで登場しますが、戦国時代も半ばを過ぎた頃に越後を治めた上杉謙信が台頭してくると、その配下に属し、謙信と共に各地を転戦していきました。

しかし、1578年に上杉謙信が死去すると、その跡継ぎをめぐって「御舘の乱」が起きました。この時、黒川氏は上杉景虎の側に付き、上杉景勝の軍から攻撃を受けました。

その後、御舘の乱で勝利した上杉景勝に従い、上杉氏が会津に移封されると、それに従って会津地方に移り、そのまま黒川城は廃城となりました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=ツグイワチホ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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