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にゃんと?!また旅

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石を神と祀った「桑名石取祭」

桑名石取祭は、毎年8月の第1日曜日の前日の午前0時から日曜日の深夜まで行われる三重県の祭りで、重要無形民俗文化財に登録されています。町屋川の石を採って春日神社へ奉納します。

40台に及ぶ祭車が太鼓や鉦を一斉に打ち鳴らして練り歩くことから、「天下の奇祭」や「日本一うるさい祭り」とも呼ばれています。江戸初期に神社へ川の石を奉納した神事を起源としているのですが、その内容については、石占いのため、神社の修理のため、流鏑馬の馬場の修理のためという三つの説があります。

川で取った石を神社に奉納するやり方は、最初は荷台に乗せて運ぶ簡素なものでしたが、次第に地元住民の楽しみになったために発展し、太鼓を鳴らしたりお囃子がついたりする現代の形に変化したと言われています。

祭車は、元々は石を運ぶためだけに使われていました。運ぶうちに夜遅くなる時があったため提灯をつけていたものがそのまま現在の形になり、またその時に、歌を歌ったり笛を鳴らしていたのが、太鼓や鉦を一斉に打ち鳴らすという形に変化したそうです。

約400年の歴史があり、単一の神社の神事に、これほど多くの祭車が集まる祭は全国的にも珍しいと言われています。

取材・記事・編集=夢山紗也佳・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ・ラフ=夢山紗也佳 線画=かねこ 塗り=にゃんまげどん

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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