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日本唯一の髪の神社!藤原采女亮政之が祀られる「御髪神社」

日本唯一の髪の神社である御髪神社は、百人一首の和歌が詠まれたことで有名な小倉山のふもと、京都市右京区の嵯峨野にあります。1961年に、髪の健康を祈願して、京都市の理美容業界関係者によって建てられました。祀られているのは、日本最初の髪結い職とされる藤原采女亮政之です。

御髪神社がこの場所に建てられた理由は、近くに御陵がある亀山天皇と深いつながりがあるからです。亀山天皇の時代(1259~1274年)に、采女亮の父であり、京都御所の宝物守護をしていた藤原基春は、宝刀『九王丸』を紛失してしまい、責任を感じた基春は三男の政之を連れて宝刀を探す旅に出ました。

失った宝刀の国外流出を防ぐため、蒙古に備え多くの武士が配置されていた下関へ向かいます。刀を探しながら、生計のために髪結いの技術を親子で学び、武士や庄屋の女性たちに向けて髪結いを始めました。これが日本の髪結い職の起源だといわれています。政之の髪結いは評判が良く、その腕前が幕府にも伝わり鎌倉に移り住み、幕府御用達の髪結師となり重用されたそうです。

境内には髪塚があり、願い事をしながら切った髪の毛を納めると
ご利益があるといわれています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=なかむら歌乃

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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