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にゃんと?!また旅

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遊女が謡曲を奉納したことが始まり「長崎くんち」

長崎くんちは、長崎の諏訪神社の例祭で、10月7日から3日間開催されます。長崎は戦国時代キリシタンの領土になり、ほかの宗教は認められず、寺院も神社も一切破壊されていました。徳川時代にキリシタン禁制となり、初代の宮司が幕府の協力を得て諏訪神社を再興しました。

最初の大祭で、遊女二人が神前に能の小舞を奉納したことが、奉納踊の始まりと言われます。幕府はキリシタンより心を向けさせる目的と、交易のため長崎に滞在しているオランダや中国の人たちに、我が国の文化の粋を誇示することもあり奉納踊りを奨励しました。

くんちの語源は、重陽(ちょうよう)の日である9月9日の「くにち」が「くんち」となったとされています。古代中国で雨乞いの儀式であった龍踊、曳物の中でからくりを操作して水を吹き上げる鯨の潮吹き、1トンにもなる太鼓を乗せた御輿を、担ぎ手が空に放り投げる太鼓山(コッコデショ)など、南蛮、中国などの色合いが強く、きらびやかでダイナミックな催しが有名です。南蛮貿易で栄えた長崎ならではの独特な文化を伝える重要な祭です。

取材・記事・編集=夢山紗也佳・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ・ラフ=夢山紗也佳 線画=鈴木裕美 塗り=にゃんまげどん

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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