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上杉氏の攻撃に耐えた砦~七尾城〜

石川県七尾市の七尾城は、室町時代に守護大名だった畠山満慶が築いた山城です。現在の石川県は旧「加賀国」と旧「能登国」が合わさった場所にありますが、七尾城は能登国の入り口にあたる場所に築かれ、北国街道にも近く能登支配の要所に位置しました。この城は標高300メートルの尾根に多くの曲輪を配した典型的な中世山城です。眺めも良く海上交通の要所となっていた七尾湾を眼下に見下ろすことも出来ます。

七尾城が歴史の表舞台におどり出たのは戦国時代末期、天下統一を目指す織田信長と、それを阻止しようとした上杉謙信が衝突した時です。上杉謙信は機内に進出する足掛かりとして織田方の七尾城攻略を行います。

1度目の攻撃で、上杉は2万の軍勢で七尾城を侵攻しましたが、敵対する関東北条氏の動きが活発になったことや、城の守りが堅かったため、翌年の春に撤退しました。2度目の攻撃では、城内での疫病の流行したことや、幼い城主・畠山春王丸の病没で士気が下がったところに上杉謙信としては珍しく調略をしかけ、遊佐続光らを寝返らせる事により落城に成功しました。

七尾城はその後しばらく上杉家に属していましたが、上杉謙信の死にともなって織田家のものとなりました。織田家の元で前田利家が城主となりましたが、山城の時代は過ぎ去り、1589年に廃城となりました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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