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初代團十郎の信仰厚く“成田屋”の由来となった「成田山新勝寺」

成田山新勝寺は千葉県成田市にあるお寺です。一刀三礼(一度彫ることに三度礼をする)という姿勢で弘法大師空海が自ら彫った不動明王を本尊とします。

江戸歌舞伎の名門、市川家の初代團十郎の父は現在の成田市幡谷出身で、成田山を信仰していました。当時大変な人気だった初代團十郎は子宝に恵まれず、成田山に祈願していました。その願いがかなって二代目團十郎を授かります。團十郎は大変喜び、たびたび成田山不動明王を演じました。

やがて江戸で大人気となった團十郎が成田不動に帰依したことで、歌舞伎における屋号の始まり「成田屋」を名乗るようになりました。成田不動は庶民の信仰を集め、江戸っ子たちは2泊3日で成田を訪れるようになりました。

不動の役は市川家代々の芸の18種類のひとつとなり、いわゆる十八番を「おはこ」と呼ぶのは、この台本を箱(お箱)に入れて市川家が大切に受け継いでいくからと言われます。
ちなみに初代團十郎は舞台上で刺殺されています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=海示

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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