base

にゃんと?!また旅

カテゴリー

youtube instagram facebook twitter

境内に1万体の招き猫が並ぶ猫神さま「お松大権現」

お松大権現は徳島県阿南市加茂町にある神社です。境内に約1万体の招き猫が奉納されていて猫神様と呼ばれて親しまれています。境内には猫の狛犬もあります。お松大権現に猫が祀られているのは江戸時代からと伝わります。

当時不作が続いていたために、この村の庄屋が富豪からお金を借り受けました。返済期限が近づいたため、通りがかった富豪に返済しましたが、通りがかりだったため証文を受け取っていませんでした。庄屋は病死し、妻のお松は証文を請求しますが渡してくれません。そのままお金は返済されていないと偽られ、担保となっていた土地を取られてしまいました。

お松はその件を奉行所に訴えますが、奉行は下心や賄賂から不当な裁きを下しました。それに対してお松は命を懸けて直訴を行います。当時直訴は犯罪であり、お松は処刑されることになりかわいがっていた三毛猫に遺恨を伝えました。猫は怪猫となり後々まで奉行の家をたたり続け、家の断絶まで至りました。

直訴という勝負をして結果的に悪を倒したという伝承からお松大権現は勝負ごとにご利益があるといわれ、現在では受験や就職活動などの成功を願って祈願をする方が多い神社となっています。

招き猫は借りたり購入して家で祀ります。願い事がかなったり、時間が経過するとその招き猫とは別に1体を買って2匹一緒に奉納します。これが繰り返されるため、神社の招き猫は増え続けています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=海示 塗り=夢山紗也佳

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

topback