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にゃんと?!また旅

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幾度の苦難を乗り越えた不死鳥の寺「園城寺」

滋賀県大津市にある園城寺は三井寺とも呼ばれ、古くから繁栄しましたが、10世紀に延暦寺との対立抗争が起こり、幾度も焼き討ちに遭いました。

平家物語によれば、白河天皇が天台宗の僧頼豪に皇子の誕生を託し、その願いが叶えれば褒美をとらす約束をしました。頼豪が祈祷し続けると、見事に皇子が誕生しました。そこで頼豪は園城寺の※戒壇(かいだん:仏教用語で戒律を授けるための場所)の建立を願い出たのですが、対立していた延暦寺の反対によって叶いませんでした。

頼豪はそれを非常に怨み、皇子を魔道へ落とすための断食を行い、百日後に死んでしまいました。その後、頼豪の怨念は巨大な鼠になりました。その鼠は鼠の大群を率いて比叡山を駆けのぼり、敵である延暦寺の仏像や経典を食い破ったといいます。

争いに巻き込まれた過去もありながら、それでも寺の風格を保ったことから、「不死鳥の寺」と呼ばれています。

 

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=にゃんまげどん

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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