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平安時代中期の天文学者・安倍晴明が祀られる「晴明神社」

平安中期の陰陽道のスター安倍晴明を祀る晴明神社は京都市上京区清明町にあります。

幼いころから聡明であった晴明は陰陽師の弟子として陰陽道や天文学を学びました。当時、天皇は天文現象を天からのメッセージとし、天災などを避ける方法として陰陽師からその意味を聞いていました。平安時代の朝廷には陰陽寮という役所があり、ここで晴明は天文陰陽博士として仕事をし、星の動きなどからさまざまな異変や吉凶を言い当て天皇に報告していました。朱雀天皇から一条天皇までの六代の天皇の側近として仕えた晴明は絶大な信頼を集めていたといわれています。

一条天皇に仕えていた1005年、晴明は亡くなります。晴明亡き後、1007年に一条天皇の命により晴明の邸宅跡に晴明神社は建てられました。

境内には祈祷呪符の一つである「五芒星」がいたるところに施され鳥居の額にも掲げられています。神社の名前や神様の名前の神社が多く珍しいケースです。厄をなでつけることで厄落としができる「厄除桃」や晴明の念力で湧き出たといわれる井戸「晴明井」は病気が治るといわれています。かつて境内には千利休(せんのりきゅう)の屋敷があったとされ、境内の「晴明井」の水は、利休が使ったといわれています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=うみにゃ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。