base

にゃんと?!また旅

カテゴリー

youtube instagram facebook twitter

初代琉球国王に攻め落とされた〜島添大里城〜

島添大里城は沖縄県南城市大里にあった城で、当時の権力者・島添大里按司によって築造されたといわれています。この時代の沖縄は三つの王国に分かれて覇権を争っており、その中の「南山王国」の首府(中心地)が置かれたのがこの場所です。城の名前にもなっている「島添」とは、「島々を支配する」という意味があり、島添大里按司は強力な政治力を誇っていたと考えられています。
3つの王国が統一されて誕生した琉球王国の国王・尚巴志によって攻め落とされるまで、この城は沖縄本島の南西部「島尻」の中心でした。尚巴志に攻め落とされてからも、彼らはこの城を拠点として他国制圧の足がかりとして、王家の離宮としても利用されていました。

現地では陶磁器や南方諸国の焼物が出土しているため、中国の明王朝などと大規模な海外貿易をしており、文化的影響も多々受けていたことがうかがえます。

現在は城壁や石垣が残るのみですが、標高約150メートルからの眺めは良く、この場所からほかの城の動向を把握するのにふさわしかった事がうかがえます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

topback