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にゃんと?!また旅

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海と塩の神が祀られている「鹽竈神社」

宮城県塩竈市にある鹽竈神社は鹽土老翁神が主祭神の神社で、約1200年に渡って信仰を集めてきました。

創建の年代は明らかではありませんが、奈良時代から平安時代に軍政をつかさどる鎮守府がおかれていた多賀城に通じる要所として信仰を集めていたとされています。武家社会の時代には、奥州藤原氏や伊達家から厚く信仰され、伊達家から奉納された品々が多く残されています。

主祭神である※鹽土老翁神は「古事記」や「日本書紀」に出てくる海幸彦と山幸彦の話に登場する神様です。兄である海幸彦の釣り針を無くして困っていた山幸彦を助け、竹で編んだ小舟を作り海神のもとに導いたとされています。

日本神話の神武東征神話では、鹽土老翁神が神武天皇に「東方に美しき国あり」と伝え、大和への東征を決意させたといわれます。そして鹽土老翁神は、高天原から地上に降りた神々を導き、
国々を平定した後にこの地にとどまり、漁業と塩の作り方を伝えたと言われています。
鹽土老翁神は人に進むべき道を指し示し、良き知恵を授ける「道しるべ」の役割を果たす神様とされているのです。

※『古事記』では塩椎神(しおつちのかみ)と記されている。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=うみにゃ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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