蝦夷共和国が築いた〜四稜郭〜


江戸時代末期、1866年に築城された五稜郭は函館の人気スポットなので有名ですが、四稜郭というお城もあります。
四稜郭は明治が始まったばかりの1869年に蝦夷共和国(旧幕府軍)によって、五稜郭を援護するために築城されました。蝦夷共和国と地元の村民を動員して、数日間で完成させたと言われています。しかし、四稜郭は完成から数週間後に新政府軍が攻撃を開始した結果、蝦夷共和国の抵抗もむなしく陥落してしまいました。突貫工事であったため建物がなく、攻撃開始から数時間でやられてしまう結末となりました。現在は国指定の史跡となっています。
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