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日本を守った織田信長を称える「建勲神社」

建勲神社は京都市の船岡山中腹にあります。一般には「けんくんじんじゃ」と呼ばれ、地元では「けんくんさん」として親しまれています。

今から約450年前の戦国時代、京の御所は宮中の儀式も満足にできないほどに荒廃していました。その頃、天下統一を目指していた織田信長は、1568年、正親町天皇の勅命を受け京に上り、皇居の修理や、宮中が収入で困らないよう財政措置を講じたり、民衆の税金を免除したりと京の再興に尽力しました。

軍事面では、武士と農民を区別する「兵農分離」によって職業軍人制度を導入し、鉄砲の改良や大型軍船の建造などで強力な軍隊を作りました。経済面では、楽市・楽座(らくいち・らくざ)=自由市場の形成、関所の撤廃、街道の整備、貨幣制度の整備、外交ではキリスト教を保護し、能・茶の湯・囲碁・馬術などの伝統文化の普及にも広く貢献しました。また、石清水八幡宮や熱田神宮の修復、長く途絶えていた伊勢神宮の式年遷宮にも着手しました。

これらのことから、明治2年に明治天皇により、信長公の偉業を称え建勲神社創立に至ったのです。稀代の英雄・織田信長公の魂は、国家安泰・万民安堵の神として船岡山に鎮ります。境内からは比叡山や大文字山(如意ヶ嶽)など東山三十六峰の眺めも楽しめます。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=うみにゃ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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