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にゃんと?!また旅

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旧幕府軍の攻撃で落とされた城~館城〜

館城はじゃがいもの一種「メークイン」で有名な北海道の厚沢部町にあった城です。

落城した当時、榎本武揚率いる旧幕府軍は、「白虎隊の悲劇」で有名な会津の戦いから敗走し、拠点を箱館に求めました。一方、城内クーデターによって新政府軍側についた松前藩は、旧幕府軍の攻撃に備え、新しく城を作りました。その城は、地名をとって「館城」と呼ばれました。

「館」というのは中世においては「城」を意味し、松前藩による館城の建設以前にもここに城がありました。その名残で「館」という地名が残っていたのです。昔あった館(=城)は松前藩成立前にアイヌ民族の反乱で落とされていました。

1868年9月に建築が始まり、突貫工事でその年の10月末に完成しましたが、その直後の11月15日に落城してしまいました。この時、松前藩主の一族は江差に避難し、城に残った守備隊わずか数十名が、まな板を盾にして太刀で戦うという原始的かつ壮絶な戦死を遂げました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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