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にゃんと?!また旅

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邪悪な心を裁く関所寺だった「立江寺」

立江寺は徳島県小松島市にあるお寺です。四国の総関所、阿波の関所とも言われ多くの人に知られています。聖武天皇の勅願寺として、行基が光明皇后の安産を祈願し金の子安の地蔵菩薩を刻み「延命地蔵菩薩」と名付けて本尊として開基したとされます。

このお寺は邪悪な心を持った人や罪人を進ませないという言い伝えがあります。

江戸時代に不倫の末に夫を殺して逃げ、不倫相手とともに四国遍路をするためこのお寺にたどり着いた女性がいました。女性が本尊を拝もうとしたところ、長い黒髪が逆立ち、鐘を鳴らす綱に絡みつきました。続いて懺悔したところ、頭から髪の毛がはがれて命は取り留めました。この時に剥がれたとされる黒髪が立江寺の黒髪堂に収められています。

行基が伽藍建立の際、一羽の白鷺が九ツ橋(現在の白鷺橋)の上に止まり、仏天の暗示をしたと伝えられることから、この橋に白鷺が止まっているときに橋を渡ろうとすると仏罰を受けるといわれています。

邪悪な心を裁く関所寺の半面、安産祈願のために建立されたこともあり、安産や子育てを願い「子安の地蔵尊」「立江の地蔵さん」としても親しまれています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=にゃんまげどん

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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