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にゃんと?!また旅

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聖武天皇が東大寺を建てた背景

奈良時代、聖武天皇のとき、日本ではさまざまな災害や問題があふれていました。聖武天皇が天皇の位についた時、伝染病が大流行し、多くの人が病で亡くなりました。さらに、天候不順による飢饉や地震災害も重なりました。

兵役に人手を取られた民衆は、税が払えずに苦しい生活を強いられ、次第に国は乱れていきました。聖武天皇は、災いから逃げるように、次々と都を移転し、全国に国分寺、国分尼寺を建てました。しかし、それだけでは国内の状況が改善されることはありませんでした。

そのため、聖武天皇はさらに総国分寺として、平城京に東大寺を建立することを決めました。仏様の力で国を守ってほしい、天からの罰を受けないようにするために良い政治をしよう、そんな思いからの国家プロジェクトでした。

聖武天皇は民と共に大仏を作ろうと「一枝の草、ひとにぎりの土」(ほんの少しでいいから協力して欲しい)と呼びかけたと言われています。

民衆の不満をやわらげ、社会不安に陥った国を仏様の力によって守ろうとした聖武天皇の国家プロジェクトは、約10年あまりの月日を経て、ついに大仏開眼の日を迎えました。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
絵=磯嶺裕・鈴木裕美・カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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