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にゃんと?!また旅

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唐からやってきた僧・鑑真が建てた唐招提寺

奈良市五条町にある唐招提寺は、唐からやってきた僧の鑑真が建てたとされています。鑑真は何度も渡日に失敗し、自らは失明もするという苦難を乗り越え、6回目の渡航でついに、日本にやってきた僧侶です。鑑真の渡日は大変な危険を伴うものでした。航海の危険はもちろんの事、彼の場合は出身地の中国でもかなり高い身分にあったので、なかなか渡航の許可が出なかったのです。6回めの渡航の時、中国の皇帝の反対を押し切り、日本からやってきた遣唐使が日本に帰る際、独断で鑑真一行を船に乗せたのです。

鑑真が日本に来たとされているのは753年ごろ。彼はこのとき既に66歳ぐらいで、当時ではかなりの高齢でした。日本で暮らしたのは10年ぐらいと考えられています。

寺の名前にある「唐」は、当時の中国の王朝の名前で、「招提」というのは、サンスクリット由来の中国語で、「四方」や「広い」という意味があったようです。仏教寺院を示すものとして使われる言葉ですから、唐招提寺というのは、唐の僧である鑑真和上のための寺という意味になるのでしょう。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
絵=磯嶺裕・鈴木裕美・カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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