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にゃんと?!また旅

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三本の矢の毛利元就の菩提を弔う「洞春寺」

山口県山口市の洞春寺は毛利元就の菩提寺です。元就は死ぬ間際に自分の3人の息子を呼び、1本の矢は折れても3本束ねれば折れないという教訓を残したと伝えられています。

兄弟の結束を促した感動的なエピソードですが、史実では息子のひとりが元就よりも早く亡くなっているので、このエピソードは正確ではありません。兄弟の結束を強く説いていたのは事実で、国の需要文化財になっている直筆の書状には3人の間柄に分け隔てがあってはならぬと書かれています。元就の孫になる輝元は父親の急死で家督を相続し、織田信長と対立するものの、秀吉と講和を結んで秀吉側に属しました。

関が原の戦いの後は毛利家一族家臣の協和につとめ、毛利存続のために尽力しました。洞春寺は毛利家に従い場所を転々とし、毛利家代々の栄枯盛衰と共に過ごします。毛利元就は敵味方の兵士の霊を供養するために法華経を唱えましたが、この法要は欠かさずに続けられています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=カタツモリ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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