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にゃんと?!また旅

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室町の動乱にのまれた桜の名所~津山城〜

岡山県津山市の津山城は、築城当時、77棟の櫓が建ち並ぶ豪華絢爛さで、鶴山城とも称されていたほどです。この城は、室町時代に美作国の山名教清が命じて、12年もの年月をかけて作られました。山名教清は、室町幕府の第六代将軍・足利義教が殺害された「嘉吉の乱」で賊の討伐軍に加わり、首尾よく戦勝したことへの恩賞として領土を手にしました。山名教清の子の政清が美作守護職を承継しましたが、それ以降の消息は全く不明で、歴史の表舞台に登場していません。

豪壮な津山城は、その後の「応仁の乱」による混乱で大きな損傷を受けました。明治6年には廃城令もあり、いまや遺構の石垣や建物の礎石を残すのみとなり、広大な敷地にまるで迷路のように複雑に入り組んだ城の姿がうかがえます。また、石垣は10メートルほどの高さがあり、遠方から見ると幾重にも重なり合って雄大です。

春になると西日本でも名高い桜の名所として多くの花見客でにぎわいます。石垣を背景に、美しい桜が咲いている美しさに思わず息を呑んでしまうことでしょう。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=ツグイワチホ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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