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「由利十二頭」をルーツに持つ城~山根館〜

山根館は秋田県にかほ市の東西を流れる寒沢川に張り出した丘陵頂部に築かれたお城で、「由利十二頭」に数えられる仁賀保氏の居城です。

由利氏は岩手県平泉の藤原氏(いわゆる奥州藤原氏)に従して、地元である由利の支配を保っていました。源頼朝の奥州征伐の際には、由利維安の八男である維平がこの地を守っていましたが、戦に負けて捕らわれの身となりましたが、その後解放され、旧領に戻り鎌倉御家人となりました。
維平は「大河兼任の乱」で鎌倉方として戦った末に討死し、後を継いだ維久の時に「和田の乱」で所領を取り上げられて由利氏は没落しました。

その後、仁賀保氏が山根館を修復し居城としますが、近隣の大勢力の動向により離合集散を
繰り返しました。豊臣秀吉の小田原征伐に参陣した仁賀保氏は奥州仕置で所領を安堵され、豊臣政権下の大名となりました。

1600年の関ヶ原の戦いで、仁賀保氏は最上氏に属して上杉軍と対峠し、戦後、常陸国(今の茨城県)に移封され、この時に山根館は廃城になったとされています。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=夢山紗也佳 塗り=ツグイワチホ

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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