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阿弥陀如来を慕う民衆により度々の火災から復興した「善光寺」

善光寺は長野県長野市元善町にある無宗派の寺院です。宗教を問わないお寺は全国的にも珍しく、全国各地から多くの参拝客が足を運んでいます。住職は天台宗の「大勧進貫主」と浄土宗の「大本願上人」が務めており、交代で法要などの行事を担当しています。

日本最古といわれる一光三尊阿弥陀如来を本尊とし、本尊などを安置する仏堂を開示する御開帳の丑年と未年にはより多くの参拝客で賑わいを見せます。

一光三尊阿弥陀如来:中央に阿弥陀如来、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩

一光三尊阿弥陀如来は絶対秘仏と言われ、御開帳の時でさえ本堂奥の厨子の中に安置されている。
7年に一度の御開帳で公開されるのは鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして造られた前立本尊です。

創建の時期は不明ですが、ヤマト政権時代の654年、絶対秘仏とされる善光寺式阿弥陀三尊が難波の津に漂着し、その後、紆余曲折を経て現在地に遷座したと伝えられています。

善光寺は創建以来、十数回もの火災に見舞われましたが、その都度、阿弥陀如来を慕う民衆の力により、復興を遂げてきました。江戸時代後期の1847年の大地震(善光寺地震)では、御開帳により多くの参拝客が訪れていた善光寺も被災し、地震による建物の倒壊と、直後に発生した火災により数千人もの死者が発生する大惨事に見舞われました。
寺の全焼は免れたものの、大本願、仁王門などの貴重な建造物が焼失してしまいました。しかしその後、全国各地からの支援と励ましを受け、復興を遂げました。

駒返り橋:源頼朝が善光寺を参詣した際、馬の蹄が穴に挟まってしまい駒を返したという逸話があります。

取材・記事・編集=磯嶺裕・佐々木ひろこ・やすざえもん・ms-work(ミューズワーク)
 コンテ=磯嶺裕 線画=鈴木裕美 塗り=夢山紗也佳

※ 各記事の情報は取材当時のものです。

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