ゑびす様の肩をトントン叩いてお詣り「京都ゑびす神社」


京都市東山区にある京都ゑびす神社は西宮・大阪今宮神社と並び日本三大恵比寿のひとつとされ七福神の恵比寿様が祀られています。地元の人からは「京のえべっさん」と呼ばれ商売繁盛の神様として親しまれています。
拝殿横の壁には張り紙に「優しくトントンと叩いて下さい」と記されています。これは、祀られているゑびす神は長寿で耳が遠いので本殿で鈴を鳴らしても気がつかず肩を叩いてお知らせする必要があるからだそうです。参拝者は優しくノックするようにお社を叩いてお知らせします。鳥居には福箕がついていて福箕に向かってお賽銭を投げると、願いが叶うと言われています。
毎年1月10日と前後2日のゑびす大祭で授与される福笹はまっすぐに伸びて、葉が小判形で落ちずにいつも青々としていることなどから、繁栄や商売繁盛の象徴となっています。福笹は、京都ゑびす神社から始まったとされています。
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